本記事では、数あるiPadケースの中でApple純正の「10.5インチiPad Pro用レザースリーブ」が、使用していて最も相性が良かったことをアウトプットします。
下記の疑問の参考になれば幸いです。
- iPadとApple Pencilを持ち歩くときケースはどれがよい?
- iPadのケース選びで重視すべきポイントは何?
3年間ぐらいiPadのケースについて試行錯誤してきた結果
- iPadは純正「10.5インチiPad Pro用レザースリーブ」が最適
- ケース選びのポイントは薄さと軽さを妥協してはいけない
iPadは軽くて薄くて生活を大きく支えてくれる素敵なデバイスですが、周辺機器選びを間違えると使用頻度が落ちたりするので意外と侮れません。
ケース選びでは、iPadの特徴である、「薄さ」「軽さ」を損なわないようなケースを選ぶことが、生活の中でiPadの性能を最大限引き出してくれると感じました。
下手に安い物を購入して気に入らず買い換えると「安物買いの銭失い」ですし、使いにくくなって使わなくなってしまうとそれこそ「本末顛倒」ですね。
ただ残念なことに、この「10.5インチiPad Pro用レザースリーブ」ですが、「10.5インチiPad Pro用」と書かれている通り、10.5インチiPadは販売停止されているように、現在Apple公式では「10.5インチiPad Pro用レザースリーブ」も販売停止とのこと。
しかし、ヨドバシやビッグカメラなど大型家電量販店のWebショップを調べると在庫はまだあるそうなので気になる方は是非検討してみてはいかがでしょうか。
私のiPadの使い方
iPadの使い方
私はバイオ系の研究に携わっているいわゆる研究者です。
基本的には職場のPCを使って仕事をし、自宅では自前のPCでプライベートの作業をしています。
そんな私のiPadの使い方は主に下記の4つ。
- 論文を読む
- 文章作成
- 電子書籍読む
- ノートを書く
PCよりもiPadで行なう方が快適な内容です。
なので、iPadは職場、移動中、自宅のすべての場面で活躍します。
持ち歩く物
iPad使用にあたって持ち歩くものは下記の3つは必需品です。
- iPad Pro 10.5 inch
- Apple Pencil(第1世代)
- キーボード(Smart Keyboard)
これらを快適に持ち歩くことができるケースが理想のケースになります。
最終的に選んだケース
様々なケースを試してみた結果、最終的に「10.5インチiPad Pro用レザースリーブ」に落ちつきました。
過去記事でiPad用のキーボードを検討していたら「Smart Keyboard」に落ち着いたので、結局すべて純正になってしまいました。
たくさんのメーカーの物を試してみて思ったことは、 「やはりAppleは外側も含めてデバイスのことを真剣に考えているのではないか」ということです。
Appleの純正品がiPadの特徴である「薄さ」「軽さ」を損なわないようにケースもしっかり設計しているなと感じました。
Apple純正スリーブケースのメリット
薄い
この薄さ!
iPadの厚さは6.1 mm、「10.5インチiPad Pro用レザースリーブ」の厚さは約3 mmと、かなり薄いことが特徴ですね。
この薄さは使うときに非常に便利なことはもちろん、持ち運ぶときも鞄の容量を圧迫しないメリットがあります。
ケース選びでこの薄さの点で結構悩んだのですが、やはりケースも薄いに越した事がないです。
厚いとどうしても鞄の容量を取ってしまうので、持ち運ぶのが億劫になることもしばしば。
純正スリーブケースはiPadの薄さを損なわないケースです。
軽い
10.5インチiPad Pro用レザースリーブの重さは約140 g。
後述するケースと比べて、なかなか軽い部類に入るのではないでしょうか。
iPadの使い方として、どうしてもPCと使い分ける必要があるので、出張などでPCと一緒に持ち歩くときに「いかに軽くできるか」がポイントだと思います。
なので、薄くて軽いを満たしてくれる純正スリーブケースはかなり高ポイントなケースだと感じます。
Apple Pencilもスマートに持ち運べる
iPadと切っても切り離せないほど強力な入力デバイスなのが「Apple Pencil」ですね。
このApple Pencile、第2世代はiPadに磁石でくっつけることで、収納・充電ができるのですが、第1世代のものは充電も収納も別にする必要があります。
なので、第1世代のユーザーとしてはどうやって持ち運ぶかがポイントになります。
よくあるケースだと、Apple Pencil用のポケットがあるのですが、iPadと重なる部分にあるのでペンの部分が膨らむ事が難点でした。
また、ペンケースもありますが、別々で持ち歩くと探すのがたいへんだったり、バンドで括り付けるものも厚みが増えたりして少々不格好になります。
純正スリーブケースであれば必要最小限のスペースで厚みを増すことなく収納できるのでポイント高いですね。
コンパクトにまとまる
上記の3つのメリットが重なることで生まれる「コンパクトさ」こそが純正スリーブケースの大きなメリットだと思います。
「軽い」「薄い」「1つにまとまる」というケースとしてこれ以上ないくらい理想的なケースです。
iPad全体を守り、使用時にはマットにもなる
純正ケースはケースとしても優秀ですが、ケース以外の使い方としても優秀です。
それはマットとして使用することができる点。
iPadを使っているときケースから取り出しますが、純正スリーブケースはiPadのマットとして使う事ができます。
Apple Pencilで書き込むときはもちろん、Smart Keyboardでタイピングするときもマットとして使用する事で、傷や汚れから守ってくれるほか、打鍵の時の衝撃を吸収してくれるので指が疲れにくくなります。
Apple純正スリーブケースの唯一のデメリット
高い
唯一のデメリットですが値段が高過ぎます。
※後は販売停止になっていること
お値段なんと15,800円 + 税。
正直ケースにこんな大金を出すのも正気の沙汰ではありませんね…
ケースに何を求めるかによっても変わってきますが、そこまで「薄さ」と「軽さ」と「コンパクトさ」を求めなければこれにする必要は全くないと思います。
その他検討してみたケース達
Digio2 ノートPCケース 10 inch
Magic Keyboard(Mac用)を合わせて持ち歩いていたときに大活躍したケースです。
上図のようにMagic Keyboardを合わせて持ち運ぶためにあると言っても過言ではないくらいピッタリです。
ただ、iPadとPCを合わせて持ち運ぶとなったときに、どうしても「大きい」「重い」「かさばる」という点で使う事が大変と感じてしましました。
これでiPadジャストサイズかつ軽量であれば最強のケースだったと思います。
WIWU 裏起毛 PCインナーバッグ 11.6-12 inch
これはAmazonで購入したインナーケースです。
iPadとさらに充電器きなどの小物もすべてまとめてしまいたいということで購入しました。
ポケットの数が多く、かなり抜群の収納です。
私が持ち歩いているPC、iPadのアクセサリ達をすべて収納できます。
ただし、やはり「厚い」「重い」という点でカバンに入れた時のパンパン具合や長時間担いだ時の重さが気になり、使うことを断念。
「重さ」は自身の体を鍛えればよいですが、やはり「薄さ」は求めたいところですね。
iPad Pro 11 inch、12 inchユーザーの場合
本記事では主にiPad、iPad Air、iPad Pro 10.5 inchユーザーに向けに紹介しました。
iPad Pro 11 inch、12 inchユーザーの場合「薄さ」「軽さ」「コンパクトさ」を求めるならば「Smart Folio」を使用するのが最適解だと思います。それを使えば、ケースを使わずともすべてをコンパクトにまとめる事ができるので。
まとめ
以上、iPadは純正スリーブケースが最適解だというレビューについてのアウトプットでした。
- iPadとApple Pencilを持ち歩くときケースはどれがよい?
- iPadのケース選びで重視すべきポイントは何?
という疑問に対して
- iPadは純正「10.5インチiPad Pro用レザースリーブ」が最適
- ケース選びのポイントは薄さと軽さを妥協してはいけない
というのが私が選んだ一つの答えです。
純正スリーブケースは確かに高価すぎますが、iPadを使った作業のフットワークをかなり高めてくれるので、投資として割り切って使用してみるのも手だと思います。
価格に拘って使いにくくなり、使う頻度が少なくなってしまうと、それこそiPadにかけたお金が無駄になってしまいますからね。
iPad Pro 11 inchや12.9 inchを使う人にとっては、素晴らしいカバーがありますが、iPad(無印)やAirを使用する人にとっては背面も守れてApple Pencilも収納できる素敵なケースなので、是非とも復活してほしいと思う今日この頃です。
それでは、よいiPadライフを!
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