あなたはどんなものにお金を払いますか?
おそらく、自分の欲求を満たしてくれるもの、質がいいもの、デザインが良いもの、人によって様々だと思います。
これらに共通することの多くは、お金を払ってよかったと思うものが大半だと思います。お金を払って得られたもので幸福になった、幸福感を味わった、喜びが得られた。と言うものが多いのではないでしょうか。逆にそうならなかったものはお金を払わなければよかったと感じる人が多いと思います。私もそうです。
お金を払っても幸福感や喜びを味わえない税金や某テレビ局の受信料は人を幸せにしない出費ですね。
なぜお金の話なのか?
それは夢を叶えるためにはお金は必要不可欠だからです。
愛があってもお金がなければ餓死してしまいますね。
今の日本では、どんなに理由を並べても生きていくためにはお金が必要です。
ジャングルで野生で生きるのが夢だというような極論な人はお金はもしかしたら必要ないかもしれませんが、、、
あと、お金=名声(信用・信頼)という捉え方もできます。
人は、このお金や名声(信用・信頼)を得ることができれば夢を叶えることができるそうです。
つまり、夢を叶えるためには、お金と名声(信用・信頼)をいかに得ることができるかということにかかっているということです。
その方法について、「夢をかなえるゾウ」を読んでインプットしたのでアウトプットしていきます。
書籍の情報
タイトル:夢をかなえるゾウ
著者:水野 敬也
出版社:飛鳥新社
お金と名声を得る方法
まずは、夢をかなえるために必要なお金と信用・信頼を得るための心構えを記します。
- 周りの人を笑わせ、大切な人を喜ばせる
- 人の欲望を察知する
- ただでものをもらう
- 感謝する
周りの人を笑わせ、大切な人を喜ばせる
なぜ周りの人を笑わせることが重要かと言うと、笑わせることができる=空気を制御することができるということです。
皆さんは、笑いが溢れている環境と、沈んで暗い環境のどちらがいい空気だと思いますか?
もちろん笑いが溢れている方と答える人が多いと思います。
そして、このような環境は人と人とが関わりやすいので仕事が円滑に進んだり、やる気もおちにくいです。
つまり、こういう環境を作る能力を身につけるために、周りの人を笑わせる能力は大切ということですね。
良い環境を作ることができる人は人望が厚いです。
そして、当たり前ですが、「大切な人を喜ばせる」についてです。
ここでの大切な人とは夢を叶えるためのキーパーソンになります。
それは家族であったり、投資家であったり様々ですが、お金や名声を得るためには大切な人を喜ばせることができるかどうかです。
自分が大切な人からいかに大切に思ってもらえるかということです。
家族や投資家といったキーパーソンに大切に思ってもらえなければ夢を叶えられる可能性は激減してしまいますね。
人の欲望を察知する
お金を稼ぐということは、どれだけ他人の欲求を満たすことができるかということと同義です。
お腹が空いた、眠たい、暑い、遊びたいという他人の欲をいかに満たすことができるか、その対価としてお金をもらう。それがビジネスというものです。
そして、この欲というものは具体的に教えてはくれません。
何を欲しがっているのか予想して提案することが必要です。
今はあって当たり前の車ですが、車が開発される前は馬車が使われていました。
そして人々の欲求は「馬がもっと速く走ればいいのに」だったそうです。
その中で、機械(自動車)にもっと速く走らせたのが、かの有名なフォードだそうです。
このように、人の欲求をいかに読み取ってそれを上回るものを提供できるかどうかです。
ただでものをもらう
ここでいうただとは、形のある「モノ」ではないということです。
普通はモノを得るためには対価となるモノが必要ですが、形のないモノがあります。
それは、夢や情報といった「言葉」です。
相手を感動させたり、共感させたり、期待させたりする感情を与えることによって対価を得るということです。
ここでも、相手の感情を動かすことが大切になります、いかに相手が求めていることを言うことができるかが重要です。そして、その価値を決めるのは相手なので、独りよがりなことを言っても効果はありませんね。
感謝する
「衣食住足りて礼節を知る」というように、人間は物質的に満たされて初めて礼儀に心を向ける余裕ができてきます。
足りないと思うほど欲しくなり、そして足りないと思っている間は満たされていないため、やはり足りないと感じる無限ループに陥ります。
足りていない間は他人を喜ばせることはできません。自分のことしか考えられなくなっていますので。
ではどうしたら、このループから抜け出せるのでしょうか?
それが「感謝する」ことです。
自分はすでに満たされている、幸せであるということに感謝しましょう。感謝で不足感を埋めることができるそうです。
そして、自分は満たされていると思うことができれば、他人の不足感を見つけ、それを満たす手伝いをします。
そうすることで、お金や名声がようやく手に入ります。
お金は他人がくれるもので、名声は他人が認めたからもらえるものです。
夢をかなえるために必要なものは全て他人に与えられたものになります。
夢を叶えるために自分を変える方法
次に、夢を叶えるために自分自身が変わる方法についてを記します。
- 人の言うことを聞く、長所を真似する
- まっすぐ帰宅する
- 何かすることをやめる
- 意志だけでなく環境を変える
- 夢を変える
人の言うことを聞く、長所を盗む
よく成長するための一番の近道は「成功している人の真似をすること」と言われています。
逆に、成功しないための一番重要な要素は、「人の言うことを聞かない」だそうです。
なぜでしょうか?
それは、成功するような自分になりたいと思いつつも、達成できていない人の多くは「自分の考えにしがみついている」そうです。
確かに、自分を貫くのも大事かとは思いますが、独りよがりな人を快く思う人ってなかなかいないと思います。
快く思われないとお金や信用・信頼は得られませんね。
そして、なぜ「成功している人の真似をする」のが重要なのでしょうか?
それは、成功している人の行動は、すでに他人を喜ばすことができているからです。
他人を喜ばせているから、成功しているのです。
自分のやり方を貫く人は自分が納得したいからだと思います。
でも他人が求めていることはそれではありませんので、よくわからないプライドを捨てて、他人を喜ばすことができる成功している人の真似が重要なのです。
まっすぐ帰宅する
夢を叶えるためには、自分がしなければならないことをいかにやるかということが大切です。
ほとんどの人はこれまで周りに「反応」して生きてきたのではないでしょうか。
勉強しろと言われたから勉強した。大学に行けと言われたから大学に行った。安定した職に就けと言われたからなるべくそうした。飲みに行こうと言われたから飲みに行った。と言う人がほとんどだと思います。
でもそれは自分のしたいことではないはずです。
自分の夢を叶えるためには、学校や会社が終わった後の自由な時間、「自由に使える最も大切な時間」をいかに使えるかにかかっています。
遊びに誘われたから遊びに行っているようでは夢はかないませんね。
まっすぐ帰宅して、自分のやるべきことをやりましょう。
何かすることをやめる
1日24時間というのは地球上の全ての人が平等に与えられたものです。
そして今はこの時間が全て行動にわり振られています。
ここに新しい行動を付け足そうとしても時間は増やすことはできません。
ということは何かをやめなければいけないということです。
人間何か行動をやめたら、その時間を埋めるために何かの行動を割り当てます。
そこに意識的に自分のやるべき行動を割り振っていくことができれば、夢を叶えるための時間を作ることができます。
時間を作るのではなく、行動を管理しましょう。
ものではなく行動の断捨離ですね。
意志だけでなく環境を変える
ダイエットをしよう、筋トレをしよう等目標を立ててもなかなか継続することができない人が多いと思います。
その原因は「人間は意識を変えることができない」とされているからです。
意識が変えられなければどうしたらいいでしょうか?
環境を変えるしかありませんね。
例えば、ダイエットであれば、家からお菓子を排除する。お菓子を買えるような余分なお金を持ち歩かない。通勤や買い物に車を使わないように、鍵を封印する、車を売却する。などそうせざるを得ない環境をいかに作ることができるかです。
自分に厳しいとかそういう話ではなく、決意という頭の中で済ませるだけに留めるか、実際に行動に移すかということですね。
夢を変える
基本的に、私たち人間はこの世界の法則に支配されています。
そして、一人の人が世界をの法則を変えることはできません。
また、一人の人間が誰かを思い通りに変えることもほぼできないでしょう。
この世界で自分で変えることができるのは自分だけです。
なので、成功するための近道は自分を世界の法則に合わせて対応させることが必要です。
また、人間は好きなことや楽しいことしか長続きしません。
そして、夢を叶えるためには「人を喜ばせること」が必要不可欠です。
この2つを満たすためには、自分の夢で人を喜ばせることが何よりも楽しいと思えるよう、自分を変化させていくしかありません。
他人は自分の夢のために変わってはくれませんよ。
やらずに後悔していることを今日から始める
といっても、自分の夢がわからないという人もいるかと思います。
やりたいことを見つけるための方法はたった一つだけです。
それは「体感」することです。
そして、一番体感するべきことは、「やらずに後悔していること」です。
明日からではなく、今日から小さくても始めてみましょう。
今やりたいと思っていることは本当にやりたいことでしょうか?
それしか知らなかったり、経験していなかったりしてどうしてそれがやりたいかどうかわかりますか?
人間は比較することでしか物事を判断できないのに、比較対象を作らずにやりたいことかどうかなんて判断できないですよね。
なので、比較対象を作るために圧倒的に行動しましょう。
私も、これまで大学で研究することがやりたいことだと思っていたのですが、やはり、やらずに後悔していることが多々ありました。
実際に行動して取り組んでみると、大学での研究が自分の一番やりたいこと、好きなことではないということがわかってきました。
今は必死に行動を起こして何がそれに当たるのか探しています。
ちなみにやりたいことは、「もっともっとたくさんの人に科学を伝え、実装ことで世界に貢献したい」です。
夢を叶える方法
ということで、夢を叶えることができるようになるためには
夢を叶えるために必要なことは人を喜ばせることができる人になる
ことが一番の近道だそうです。
「夢をかなえるゾウ」は、なかなか憎たらしい神様と人生を変えたい主人公が物語を通して夢をかなえるための方法を教えてくれます。
内容としては、様々なビジネス書の総括的な感じなのですが、神様がその真意を例え話を用いて面白く解説してくれるので、その行動をする意味がすんなり入ってくるような本になっています。
興味のある方はぜひ一読されてみてはいかがでしょうか。
書籍の情報
タイトル:夢をかなえるゾウ
著者:水野 敬也
出版社:飛鳥新社
コメント