本記事では「iPadで論文を効率よく読むための3種のアプリ」をアウトプットします。
必要なアプリは下記の3つです。
- クラウドアプリ
「iCloud」 - PDF閲覧アプリ
「GoodNotes」 - ノートアプリ
「OneNote」
この3つのアプリを駆使することで、iPadはもちろんPCからも、スマホからも全ての端末から、
- 論文の元データ
- 書き込んだもの
- 自分に必要な情報をまとめたノート
にアクセスすることができます。
つまり、いつでもどこでも快適論文生活を送ることができます。
iPadで構築する快適論文環境
本記事で構築するiPadの論文読み込み環境のコンセプトは
- どこでも読める
- どこでも探せる
PCからもスマホからもアクセスできて、快適な論文との暮らしを送ることができます。
iPadで論文を読むための3種のアプリ
クラウドアプリ「iCloud」
PC、iPad、iPhoneで論文のPDFを一括で管理することができます。
そして、どの端末からも、どこからでもアクセスすることが可能です。
論文管理ソフト(EndNote、Mendeleyなど)もあるけれど、論文を読むだけならクラウドアプリで十分です。
クラウドで論文を管理する詳しくは論文管理を楽にするファイル名の付け方の記事で解説しています。
もちろんiCloudはWindowsも対応しているので、Windowsユーザーも安心です。
PDF閲覧アプリ「GoodNotes」
主にこの「GoodNotes」というアプリで読んで書き込みをします。
iPadだと、元ファイルにもマークや書き込みはできますが、他人に共有することもあるので、基本的に書き込みはこのアプリ上で行っています。
動作が滑らかで非常に使いやすいアプリです。
Apple Pencilとの相性が抜群です。
このアプリも、iCloud上で保存できるので、MacやiPhoneのどの端末からもアクセスすることが可能です。
iOS版はもちろん、Mac版のアプリもあります。
有料(960円)だけど、PDF閲覧だけでなく、高機能なノートアプリ(本来はこっち)でもあるので、購入して損はないです。
ノートアプリ「OneNote」
何と言っても、無料で使用でき、複数端末で同期可能なことが特徴です。
OneNoteでの論文ノートの作成については論文を効率的に読むためのノート術で解説しています。
OneNoteを使用するメリットは下記の2つです。
- 検索能力がかなり高い
- 他のアプリ(iCloudやGoodNotes)と違って、閲覧性が高い
検索はキーワードを入力すると当然のごとく全てのノートの中から引っ張り出してきてくれます。
手書きを認識してくれないところは少しデメリットなので、基本はiPad用Magic Keyboardで大事なところを入力しています。
(iPad用Magic Keyboardについてはこちらの記事で解説)
閲覧性の高さについては、ノートの左端に各ページのタイトルが表示されているので、ノートの内容と他のページのタイトルが見やすいです。
いちいち今開いているものを閉じてというようにする必要がないので、iCloudやGoodNotesなどのアプリよりも内容を確認することが簡単にできます。
自分の考えや重要なポイントを見直すのには非常に便利なのがノートというツールです。
ノートはいつでもどこでも確認できるのがいいですね。
当然OneNoteは、パソコン、iPad、iPhoneの全ての端末からアクセス可能です。
余談、他のアプリ紹介
今回紹介した3つのアプリは、私が調べて、実際に使ってしっくりきたものでした。
世の中にはたくさんのサービスやアプリがあるので、紹介していきます。
自分で使いやすいものを探してみてはいかがでしょうか。
クラウドアプリ
有名なクラウドサービスといえば、iCloudを除くと下記の3つだと思います。
- Googleドライブ
(無料:15GB) - OneDrive
(無料:5GB) - Dropbox
(無料:2GB)
どれもiPadのファイルアプリからアクセスできるので、iCloudと使い心地はそこまで変わらないです。
すでに使っているものをそのまま使用しても良いですし、容量や料金で自分に合ったものを使うとよいです。
もちろん、Mendeleyなどのオンラインの文献管理ソフトも使用することができます。
噂では重かったり、不具合が多かったりするらしいので、私は使用していませんが。
PDF閲覧アプリ
Apple純正メモ
無料で使えてApple製品間での共有ならばこれで最低限できます。
可もなく不可もなく。
ブック
これもiPadに標準装備のPDF閲覧アプリです。
DeepLという超高精度翻訳を使うときに、文章をコピーするのが非常に便利らしいです。(参考)
PDF Expert
こちらも使い心地はそこそこ良いです。
昔はこれを主に使っていましたが、Apple Pencilで書き込みはGoodNotesの方が使い心地がよかったので乗り換えました。
ノートアプリ
Apple純正メモ
PDF閲覧アプリの時と同様、可もなく不可もなく。
無料で使えてApple製品間での共有ならばこれで最低限できます。
Evernote
昔はよかったらしいけれど、今は不具合が多いらしいです。
無料で共有できる端末数が3台のみと少ないですね。
という感じで、実際に無料で試してみて、使いにくかったので、OneNoteに落ち着きました。
Notion
最近注目を集めているアプリで、海外の方のYoutubeの評価もかなり高く、なんでもできそうな素晴らしそうなアプリです。
サブスクリプション(4ドル/月)ですが、調べた感じだと課金しても良さそうだと思います。
残念ながら日本語の対応が遅れているそうで、今後のアップデートに期待です。
まとめ
以上、「iPadで論文を効率よく読むための3種のアプリ」のアウトプットでした。
必要なアプリは下記の3つでした。
- クラウドアプリ「iCloud」
- PDF閲覧アプリ「GoodNotes」
- ノートアプリ「OneNote」
iPadはもちろんPCからも、スマホからも全ての端末から、論文にアクセスすることができ、いつでもどこでも快適論文生活を送ることができます。
素敵な論文生活を!
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