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iPad用Magic Keyboardを1年使用したレビュー【必要な人解説】

研究の姿勢
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本記事では、「iPad用Magic Keyboard」について、1年間毎日研究活動やプライベートで使用してのレビューをアウトプットします。

  • iPadのMagic Keyboard高いけどどうなの?
  • 自分にMagic Keyboardは必要なのか?
  • 購入してもちゃんと使えるのか?

という疑問がありましたが、本記事では実際に購入して使用してみて、

  • Magic Keyboardを1年間使用したレビュー
  • Magic Keyboardが向いてる人向いてない人を解説
  • 購入に当たって注意するべきこと

についてアウトプットします。

毎日iPad + Magic Keyboardを使用して、仕事もプライベートも捗っています。
メリット・デメリットはありますが、理解して使用すれば、iPadがこの上なく便利なデバイスに進化して日々の生活に彩りを与えてくれます。

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Magic Keyboardを1年間使用したレビュー

実際の使用例

概ね半年目のレビューでアウトプットしたことと同様です。

「研究者がiPad ProとMagic Keyboardを半年使い倒したレビュー」

  • 論文読み
  • 論文ノート
  • 文章作成
  • Xmind
  • Googleカレンダー
  • Trello
  • 電子書籍

発売してからのしばらくは、まだアプリが対応していないものが多かったです。
しかし、この1年間で、各アプリがMagic Keyboardに対応したものが増えてきて、格段に使いやすくなりました。

Magic Keyboardがあることで生活が変わったこと

仕事の管理

まず仕事で最も役に立っている部分が、「GoogleカレンダーとTrelloでやるべきことを見える化できる」です。
ノートやカレンダーなどを用いることで、頭の中でやるべきことを管理することから解き放たれて作業に集中できるというのはよく知られています。
iPad + Magic Keyboardはこれをかなり快適にしてくれます。

スマホと連動しているので、いつでもどこでも確認できることはもちろんです。
何よりも、iPad + Magic Keyboardで入力するのがかなり楽に感じている部分がかなり恩恵を感じる部分です。
やることをすぐに入力したい時に、FaceIDでロック解除し、トラックパッドとキーボードを使用してパパッと入力できるところがかなり良いです。
個人的な体感だけれど、PCをスリープから復帰させるより起動が早くてめちゃくちゃ快適です。

文章作成

現在所属している会社では、基本的に支給のPCはデスクトップ型なので、文章作成をするときはデスクでするしかありません。
しかし、実験をするとなると、ちょっとした待ち時間でも文献調査のまとめなどをする方が効率がいいですよね。
この時に、わざわざ実験室と居室を行き来するのはかなり面倒だし、時間のロスになります。

iPad + Magic Keyboardを使えば、ノートパソコンより持ち運びが楽だし、ノートパソコン並みに文章作成ができるので、実験の隙間時間に作業台で文章作成することができて捗っています。

画面分割(Split View)もできるので、「GoodNote」というアプリでPDFの論文に書き込みをした画面を表示しながら、論文ノートとして使用しているアプリ(OneNote)に文章を入力していくことができるのが個人的にかなり活用頻度が高く重宝しています。

「GoodNote」と「OneNote」の神ノートアプリは下記記事で解説しています。
「iPadで論文を効率よく読むための3種のアプリ【いつでもどこでも論文生活】」

座って電子書籍を読むのが楽になった

本を読むときは基本的には机に置くか、手で持って読むことが多いですね。
下を向くは姿勢的にあまりよくないですし、手で持つのも疲れてきます。

iPad + Magic Keyboardで読むと画面の角度が良い上に、iPadをスタンドで置いた時よりも高さがあり、ページめくりが手元のキーボードで操作できるため快適に本を読むことができます。

漫画・小説・ビジネス書など読むのがこの上なく捗っています。

残念ながら、論文は縦表示の方が読みやすい+Apple Pencilで書き込みを行いたいので、手で持って読んで、書き込みを行なっていますが…

Magic Keyboardの残念なところ

上記のように、iPad + Magic Keyboardは機動力の面では起動も早く、作業性も高いのでノートPCを超えているデバイスだなと感じています。
とはいえ、iPadというタブレットとしての良い面を潰していることも確かです。

個人的にタブレットの本質は、十分な画面サイズで、快適にインプットすることができる端末という認識ですが、Magic Keyboardは重さと画面の角度の制限からこの本質部分が少し失っているように感じます。

重さはiPad本体とMagic Keyboardを合わせて約1 kgと、これは軽いノートパソコンより重いです。(Let’s Noteなんかは1 kgを下回っています)

そして、画面はこの角度がもっとも開いた状態です。

左がiPad + Magic Keyboard 右のMacBook Proと比べてほぼ同じ画面の開き具合。画面の高さは同程度。

タブレットとして使うなら、せめて360度キーボードが動いて欲しかったです。
電車やバスでちょっと読み物をしようとすることができないため、現在はそういうちょっとした読み物をするときはiPhone 8を使用しています。
画面サイズが小さくて読みにくいので、iPad miniを購入しようかかなり真剣に検討しています。

Magic Keyboardが向いてる人向いてない人を解説

私の使用状況

上記を読んで気づいた人もいると思いますが、私の環境が少し特殊です。
研究職で移動が多いのに、メインのPCがデスクトップPC1台という状況です。
これがノートPCだったら少し使用頻度は落ちたと思います。
タスク管理はiPad + Magic Keyboardに軍牌が上がりますが、文章作成なんかはノートPCで行う方が圧倒的に楽です。

ノートPCが無い特殊環境下だからiPad + Magic Keyboardがかなり活躍しているといっても過言ではないでしょう。

Magic Keyboardが向いている人

  • メインPCがデスクトップだったり、モバイル性に優れないノートPCを使用している人
  • そもそもそこまでPCを使用していない人
  • トラックパッド(マウス)を使用してiPadで作業したい人

iPad + Magic Keyboardは「タブレットよりもPCよりの作業性を」「ノートPCよりもタブレットの機動力を」という性質を持つデバイスだと思っています。
あくまでもPCで行う作業をサポートするようなものです。

そして、キーボードというよりは「キーボード+トラックパッド」という方が正解だと思っています。
キーボードだけを使用したい人はSmart Keyboard Folioを使用した方が便利だと考えています。

PCよりも快適に持ち歩きたく、出先でタブレットとしてインプットしたい、ノートPCとしてアウトプットしたいという感じで使いたいと思っている人はかなり合うと思います。

また、PCを使うまでも無いけれど、軽めの文章作成をいつでもどこでも気軽にしたい人であれば、性能の低いPCを購入してあまり快適でない状態で作業するよりは、iPad Air + Magic Keyboardを使った方がQOLが上昇すると思います。

Magic Keyboardが向いていない人

  • がっつりPCで作業する人
  • 持ち運び性に優れるノートPCを持っている人

こういう人はMagic Keyboardは向いていないと考えています。
向いていないというより、出番が無いと言う方が正しいでしょうか。
このような人の場合、iPadはタブレットとして特化して使用した方がQOLが上がります。

多分私もアカデミアに残って、自前のMacBook Proをメインに仕事をし、毎日持ち歩いていたら、Magic Keyboardは購入しなかったと思います。
作業的にもMagic Keyboardは使用する機会はほぼ無いですし、何より重いのでノートPC + Magic Keyboardは現実的ではありません。
何回か持ち運びをトライしてみたことありますが、重すぎて肩こりが大変なことになったので非推奨です。

多分、大部分の人はこちらに当てはまるので、Magic Keyboardは向いていない、あるいは必要ない人の方が多いと思います。

購入に当たって注意するべきこと

iPad + Bluetoothキーボードで、キーボードの必要性を確認する

Magic Keyboardは31,800円〜と非常に高価なものです。
超高級キーボードのHHKBというキーボードと同価格です。
下手をしたらHHKBを購入した方が仕事が捗る人の方が多い可能性もあります。

そんな中、いきなりずっと使い続けるかどうかわからないMagic Keyboardを購入するのはかなり危険だと考えています。

まずは安いBluetoothキーボードを使用して、

  • 実際にiPadでキーボードを使用するのか
  • キーボードで物足りなさがないか

を確認した上で

  • 確実に自分の生活に「iPad + キーボード」が取り入れることができる
  • 「iPad + Bluetoothキーボード」では至らない部分があり、Magic Keyboardを使った方が快適になるだろうと確信できる

という2点を満たすことができたら、購入して損する可能性はかなり低くなるのではないでしょうか。

重さを実機で確認する

これはiPadだけではなく、高価な買い物をするときにほとんどの人がすることだと思いますが、「実物の確認」は確実にしておいた方がいいですね。

特にこのMagic Keyoboardの場合、iPadのアタッチメントにしては考えられないくらい、想定しているより重く感じます。
本体が小さい分、1 kgとはいえ同じ重量のノートPCよりも体感的に重く感じます。

自分が購入したときは、世の情勢的に外出できない時期だったので実物を見ずにオンラインで購入しました。
実際に届いてみると、本当に重くてかなりビビりました。

私の場合は、すでに「iPad + キーボード + マウス」について検討し、使用目的や使用用途が明確な状態にしていたため、想定よりも多少重くても特に期待はずれなんてことはありませんでした。

ただし、iPadの軽さと機動性を潰してしまうこのデメリットは、人によっては購入しなければよかったと感じさせてしまうこともあるので、店頭での確認は本当に重要だと思います。

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まとめ

以上「Pad用Magic Keyboard」について、約1年間使用したレビューのアウトプットでした。

個人的には「iPad + Magic Keyboard」はiPadを最強のモバイル用作業デバイスに進化させるものだと感じています。
ただし、万人受けは絶対にしないもので、向き不向きがあります。

Magic Keyboardが向いている人は

  • メインPCがデスクトップだったり、モバイル性に優れないノートPCを使用している人
  • そもそもそこまでPCを使用していない人
  • トラックパッド(マウス)を使用してiPadで作業したい人

Magic Keyboardが向いていない人は

  • がっつりPCで作業する人
  • 持ち運び性に優れるノートPCを持っている人

だと考えています。

購入してみたいけれど、高価だし本当に必要かどうかわからなくて悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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