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研究者がiPad ProとMagic Keyboardを半年使い倒したレビュー

研究の姿勢
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本記事では「研究者がiPad ProとMagic Keyboardを半年使い倒したレビュー」についてのアウトプットです。

研究者としてiPad Pro 11インチ (2020) + Magic Keyboard + Apple Pencilのカスタマイズで半年間ほぼ毎日使用して、よかったところ・イマイチなところについてレビューします。

よかったところは

  • Magic Keyboardのタイピング感が神
  • トラックパッドでほぼ全て操作できる
  • Apple Pencilの取り回しが格段によくなった
  • いつでもどこでも快適に

イマイチなところは

  • 移動中の電子書籍・論文読みには重い
  • アプリによって作業効率が左右される
  • 価格が高い

という感じです。

iPadはこれまでインプットに特化したデバイスだと考えていましたが、アウトプットにもかなりこなすことができるようになって、モバイル端末としてはかなり優秀なデバイスだと思います。

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iPadの主な使用用途

カスタマイズ

実際に自分が使用しているカスがマイズは下記の通りです。

  • iPad Pro 11インチ (2020)
  • Magic Keyboard (iPad用)
  • Apple Pencil (第2世代)

主な使用用途

  • 論文読む
  • 文章添削
  • 論文ノート作成
  • Xmindによる研究管理
  • Xmindによるアイデア整理
  • Xmindによる論文執筆
  • 実験の合間の文章作成
  • 電子書籍で読書
  • Trelloとgoogleカレンダーでタスク管理

メリット

Magic Keyboardのタイピング感が神

一番使っていて驚いているのがこれです。
Magic Keybardの打鍵感が気持ちよすぎて、快適なiPadタイピング生活を営んでいます。
これまではSmart Keyboardを用いていましたが、やはり打鍵の感じがよくなくて文字打ちの作業はそこまででした。
さらにさらに、バタフライキーボードのMacBook Proよりもタイピングは快適だと感じており、基本的に少しのお出かけの時はiPad Pro + Magic Keyboardになってしまったほどです。

iPadは一度に使用できるアプリに制限があるため、ノートパソコンのように複数ウィンドウを開けません。
これのおかげで、タイピング作業なんかは1つだけの作業に集中することができます。
Xmindにアイデアまとめや、メモ帳で文章作成など、シングルタスクで集中したい時はノートパソコンよりも捗ります。

トラックパッドでほぼ全て操作できる

正直初めの画像をみたときにトラックパッドがかなり小さくて使い物にならないと思っていました。

ところが、実際使ってみたところ、本当にこの小さなスペースでiPadを不満なく制御することができて感動でした。
これは半年たった今も変わりません。

なんなら、トラックパッドに対応していなかったアプリが対応するようになってきて、使い心地は格段に上がってきています。

MacBook Proでも感じていたことだけど、Appleのトラックパッドの技術はwindows系のものに比べて格段に感度が良く、思った通りの動きをしてくれるのが個人的にAppleを推している一つの理由です。

Apple Pencilの取り回しが格段によくなった

これまでのiPad Pro 10.5インチではApple pencilは第1世代を使用していました。
やはり充電が有線なのと、同期する時がダサいのと、ペンとiPadを一緒に持ち運ぶのが大変だでした。

それが、側面にくっつき、さらに充電もしてくれるということで、格段に使い心地がよくなりました。

充電切れの心配もないし、使いたいときにサッと使うことができます。
今までのiPadとApple Pencilをいかにスマートに持ち歩くかと、悩んで色々アクセサリーを試していたのはなんだったのかというくらい快適です。

いつでもどこでも快適に

上記3つの特徴がうまくかみ合うことで感じるのが「いつでもどこでも快適」というものです。
iPad一台あれば、実験の解析やプログラミングなんかの複雑な作業を除くほとんどのことがiPadでできるようになったと思います。
ちょっとしたお出かけで隙間時間に作業したい時なんかはiPad + Magic Keyboard + Apple Pencilで全て事足りてしまいます。

カフェで落ち着いてももちろんですが、Magic Keyboardは電車で席に座っているときでも論文執筆などの作業は快適に使用できました。

重さとしては総重量1kgとものすごく軽いわけではありませんが、タブレットとして使用するのはもちろん、タイピングもノートパソコンと変わらず使用できるようになって最強のモバイル機だと感じます。

デメリット

移動中の電子書籍・論文読みには重い

Magic Keyboardをつけていると、タブレットとして使うには外す必要があります。
電車移動中に混んでいたり、立ったりするときに外すのはかなり大変です。
そして11インチといえど、立ったまま使用するのは少し大きく重いです。

そんな時にiPad miniが使いたくなります。
ここは明らかにモバイル性特化とは言いつつも中途半端なデメリットだと感じるところです。

アプリによって作業効率が左右される

メリットとして、いつでもどこでも快適にということを挙げましたが、全てがそうではありません。
それが、アプリによる作業の快適さが違うことです。
iPad用に作られたものは完成度が高いアプリが多く、作業の快適さかなり高いです。

一方で、元々PCで使われていたソフトをアプリ化したものは使いにくいものが混ざっていることがあります。
代表的なものはoffice系のアプリです。
タブレット用にカスタマイズされている分、使い方が若干変わっていたりするのがかなり大変に感じました。
特にwordなんかはレイアウトずれが起こる場合が多く、PCでの作業をそのまますることができないことがありました。
同じソフトである以上、タブレットで独立して使う人よりも、PCとデータを共有して使う人が多いと思うので、そこは製品として詰めるべきところだと思うけどできていないのが残念なところですね。

このようにアプリの完成度によってやりたい作業ができないこともあるのがデメリットなところだと感じます。
デバイスはやはりハードの性能も大事ですが、ソフト面でもそのような細かなところは非常に大事だと思います。

価格が高い

iPad Pro + Magic Keyboard + Apple PencilはまさにiPad3種の神器だと思いますが、価格が高いのが本当に痛いところです。
この構成で約20万円ぐらいかかっています。そこそこ良いPCが買うことができますね。

ところがどっこい、2020年10月にiPad Airが発売されました。
なんとMagic KeyboardとApple Pencil第二世代に対応しています。
そして価格もProより安いです。最安で11万円ぐらいで揃えることができます。

性能面も自分の使い方としてはProの性能を限界まで引き出していないので、Airで十分だと思いますね。
(なによりスカイブルーがオシャレすぎる)

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まとめ

以上「研究者がiPad ProとMagic Keyboardを半年使い倒したレビュー」についてのアウトプットでした。
半年使ってみてよかったと感じた点は下記の通りでした。

  • Magic Keyboardのタイピング感が神
  • トラックパッドでほぼ全て操作できる
  • Apple Pencilの取り回しが格段によくなった
  • いつでもどこでも快適に

iPad Pro + Magic Keyboard + Apple Pencilは研究のお仕事をかなりサポートしてくれる強力なツールだと感じました。
これまでiPadはインプットのツールだと思っていましたが、Magic KeyboardとApple Pencilの進化によってアウトプットまでこなすことができるデバイスになったと思います。

iPad気になるけどどれを買ったらいいかわからないという方のために、iPadの選び方について、研究者目線で全力考察もアウトプットしているのでご参考いただけると嬉しいです。

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