本記事では「生物系研究者がMacbook Pro 13インチを2年間愛用してみたレビュー」についてのアウトプットです。
これまで圧倒的レッツノート信者だった生物系研究者が、MacBook Proを使用してみて2年経ったのでレビューします。
結論は、「買ってよかったし、これからも使い続けたいと思う素敵なノートPC」ということです。
メリット
- 本体の薄さは正義
- 操作感は他のノートPCの追随を許さない
- iPadやiPhoneの連携が優秀
デメリット
- ちょっと重い
- officeの使用感が良くない
- iPadが優秀すぎて少し活躍が減った
MacBook Proは全てに置いて完璧とは言えませんが、一度使うとwindowsマシンにはなかなか戻れないと感じてしまうぐらい自分にとって素敵なノートPCでした。
MacBook Proの構成と使用用途
カスタマイズ
自分が使用しているカスがマイズは下記の通り。
- MacBook Pro 13インチ(2018年モデル)
- CPU Core i7
- メモリ16GB
- ストレージ 512GB
主な使用用途
- メインPCとしてほぼ全てのこと
- 文章作成
- 論文ノート作成
- 解析
- プログラミング
- ブログ執筆
- 画像編集
- Trelloとgoogleカレンダーでタスク管理
Macbook Proのメリット
本体の薄さは正義
何と言ってもMacBookシリーズの印象的な所はこの薄さなのかなと個人的に思っています。
レッツノートを使用してきた人間からすると、なんでこの薄さで動くのだろうかというのが初めて実物を触った時の感想でした。
実際、スリーブケースに入れてカバンに入れると、レッツノートを使っていた時はすぐにカバンの容量が満タンになっていましたが、MacBook Proはその薄さゆえかなりゆとりがあります。
そして、薄いと筐体が歪むのが怖かったのですが、アルミボディを採用しているからか結構筐体が強そうなので、2年使用していても全然筐体の歪みが起こりません。
レッツノートは厚みがあって、カバンが膨れやすく、力がかかりやすいのか筐体が歪んでしまって結構ショックでした。
まぁWindows機でも薄くてハイスペックなPCはたくさん出ているので、「薄い」というのはMacBookシリーズだけのメリットではありませんが…
操作感は他のノートPCの追随を許さない
これはMacBookの唯一性が高いメリットだと思っています。
何よりもトラックパッドの技術がすごいです。
これまで何台かのWindows機のノートPCを使用してきましたが、どうしてもトラックパッドを使用するよりも外付けマウスを使った方が効率が良いです。
一方で、MacBookのトラックパッドはものすごく感度が良く、意のままに操作することができるので、マウスを使ってもそこまで大きく効率が変わりません。(当人比かつ作業内容による)
ノートパソコンは1台にすべての機能を詰め込んで、いつでもどこでもこれ1台で仕事が完結するというのが存在意義だと思うので、外部デバイスで補完しないと作業効率が上がらないというのはどうなのだろうと私は思います。
その点で、MacBookシリーズは本当にこれ一台で作業の快適性が保たれているので、ノートパソコンとしての本質をついているデバイスなのではないかと思います。
外出の際に、マウスとか持ち歩いて荷物が増えるのが嫌なので、外部デバイスがなくても本体1台だけで快適なMacBook Proは本当に良いです。
iPadやiPhoneの連携が優秀
やはりここはハードとソフトを1つの企業で開発しているからこそできるのかなと思う部分ですが、MacとiPadとiPhoneの連携が素晴らしいです。
私が使用している主な連携機能としてはiCloudを用いた作業がメインです。
自宅でMacBookを使ってXmindで論文を書いたり、記事を書いたり、アイデアをまとめたりしていますが、iCloud上に保存しておけば、出先でiPadでもiPhoneでも続きの作業をすることができます。
これが本当に便利です。
iPadProとMagicKeyboardを使用してからはふとした外出の時は必ずiPadを持ち歩いていますが、これさえあればiCloud上に保存したファイルであればいつでもどこでも作業の続きを行うことができます。
また、Apple純正メモの共有も快適で、買い物メモとかちょっとしたひらめきをメモしておくのとか、MacからもiPadからもiPhoneからもアクセスできるのが便利すぎです。
アイデアは突然湧いて突然消えるので、その時一番近いデバイスで、特定の場所に集約して保存できる端末といいうのは研究者には欠かせないものなのかなと考えています。
デメリット
ちょっと重い
薄くてしっかりしている分、しかたないところではありますが、やはり重いです。
1 kgを切っているかどうかというのはノートPCでの運搬性の一つの指標ではありますが、MacBook Pro13インチは1.4 kgとやや重たい部類に入ります。
なのでレッツノートを使っていた時に比べて、カバンはスッキリしたものの、荷物全体としては重くなりました。
とは言えこれは選択の問題だと思います
もちろん軽くて薄いノートPCは持ち運びの面では快適ですが、そのために筐体の素材の制限を受けて強度の面で弱いというデメリットがあると思います。
持ち運び安くても、持ち運ぶ中で筐体が歪むと使用する時の快適感が激減する(タイピングの時にガタガタしたり)ので、どちらをとるかというのは個人的なところなのかなと思います。
officeの使用感が良くない
これはMacBookの直接的なデメリットではありませんがMacを使っているからこそ起こるデメリットなので、カウントします。
Microsoftのofficeシリーズに対して、最も声を大にして言いたいのが、「なぜ同じ会社が開発しているのにwindowsとMacで基本操作が違うのか」というところです。
キー配列は若干違えど、ほぼ同じなのにキーに割り振られている機能が違うといのが特に困った部分です。
なぜファンクションキーの機能が違うのか、そしてなぜカスタマイズできないのか。
打開策として「Parallels desktop」というMac上でwindowsが使用できるソフトを使用して、officeを使っています。
そして企業に就職して仕事でMacを使えなくなった今、プライベートで使用する分にはwordとエクセルは完全にgoogleドキュメント、スプレッドシートに移行してしまいました。
やつら便利すぎる…
iPadが優秀すぎて少し活躍が減った
MacBookのデメリットというよりは、iPadが優秀すぎるという誤算の部分です。
iPad Pro (2020)を使用して6ヶ月のレビューでもアウトプットしたようにiPadでもアウトプットが格段にできることがかなり増えて、iPadの使用頻度がかなり増えました。
正直なとこと、MacBook ProではなくiMacを使った方がいいのでは…なんて思ったりすることもあります。
がしかし、やはりiPadではできないこととかまだまだたくさんあるので(プログラミングとか解析とかマルチタスクとか)、やはりメインはどこでも全力で作業できるMacBook Proでよいと考えています。
噂の検証「Macは安定している?」
昔、Windowsしか使っていなかった時に聞いた噂なのですが、「Macは安定している」というもの。
windowsは大型アップデートの度にデータが消えたりとかかなり致命的なバグが多いですね。
(マイドキュメントの中身が消えたり、外付けハードディスクの中身が消えたり…)
そんなバグに怯えながら暮らしていたので、バグが少なく安定しているというのはかなり魅力的な噂でした。
そしてMacを使った今、安定した暮らしができているのかというと….
あんまりそんなことはないという結論です
普通にしょっぱなから初期不良で暴走したりチャタリング起きたりしましたし、使用している中でもそこそこフリーズしたりします。
そしてやっぱりアップデートの度にバグはあって、公開された直後にアップデートするのを人柱なんて言ったりするのもwindowsしか使っていなかった時と変わりませんね。
Appleの初物は危険という噂もありますが、そうでなくても日々複雑化していく精密機器なので、バグが起こらないというのはありえないという気持ちで付き合っていくのが大事なのかなと思います。
まとめ
以上「Macbook Pro 13インチを2年間愛用してみたレビュー」についてのアウトプットでした。
2年間使用していて感じた感想は下記の通りです。
メリット
- 本体の薄さは正義
- 操作感は他のノートPCの追随を許さない
- iPadやiPhoneの連携が優秀
デメリット
- ちょっと重い
- officeの使用感が良くない
- iPadが優秀すぎて少し活躍が減った
ノートパソコンは1台にすべての機能を詰め込んで、いつでもどこでもこれ1台で仕事が完結するというのがノートパソコンの本質だと考えています。
そして、今の所これ以上のものと出会えていないので、ノートパソコンはこれからもMacBookシリーズを使い続けて行きたいなと感じます。
そんな感じでMacBookProは2年間使用しても高い満足度を維持していて期待を裏切らない以上に、好きになった部分が多いデバイスなのでこれからもずっと愛用していきたいと思います。
1年目のレビューと比べて見て結構変わっていないところがあるので、そこは本当にMacbook proのいいところなのかなと感じたり…
(ちなみに1月に1年目というのは正確には1年と3ヶ月だったりして、10月下旬が正確な1年刻みだったりします。)
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