本記事は「科学のメモ帳【Weekly Report】」という、企業で研究者をしている自分が学んだことや感じたこと、出会ったものを週間日記として記録していく企画です。
今週のテーマは
「資格試験とか勉強の習慣化とちょっとしたアウトプットをするための環境作りのための挑戦」
ということで、
【2022年6月27日〜】科学のメモ帳【Weekly Report 1】
アウトプットしていきます。
Weekly Reportの目的
大学で研究していたころはとにかく研究して論文を書くことが何よりも自身の成果であり、評価項目でした。
企業に就職してから自己研鑽という項目も評価対象とのことで、仕事以外でも勉強しなさいということで資格の取得などが評価項目になるそうです。(企業によるかな?)
自分で勉強したいことが既にたくさんあるのに、追加で強制的に勉強が入ってくるとなかなか追い込まれるものがあります。
そして、私は追い込まれると自分を見失いがちになるので、週間日記として記録することで、自分を俯瞰して見る習慣づくりをして行こうと思います。
何より半ば強制的な資格試験の勉強のモチベーションを上げたいという理由もあります!
あとは、ブログでのアウトプットを通した自身の勉強という目的についても、アウトプットしたいことが増えてきている中で、一つ一つに時間がかかりすぎていて追い込まれている状態の解決も兼ねています。
本当に力を入れたい記事に注力するために、その他のアウトプットしたいけど優先順位が1番でないことをこのWeekly Reportで消化することで踏ん切りをつけていきます。
完璧主義だと何も回らないまま終わってしまうので、妥協の場を作ることが1番の目的だったりします。
今週のノルマ(資格とか英語とか)
2022年6月27日〜の1週間の進捗は下図のような感じ。
現在取り組んでいる勉強としてはJ検(情報活用1級)とTOEICです。
少し前にITパスポートという資格をとったのですが、次の昇格にはワンランク上の資格取得が必要とのことで、J検1級というものを勉強しています。
J検の詳細についてはこちら(J検公式HP)
簡単に言うとICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を使いこなす能力を持っている人ですよと証明する資格だそうです。
内容はITパスポートと似たような内容でもう少し実践向きな感じです。
とりあえずテキストを一読し、公式の過去問に挑みましたが、想定よりも難しく、回答に解説もなかったため、フィードバックができず挫折しました。
テキストに収録されていた問題集はありがたいことに解説が載っていたので、そちらを進め現在8割程度の進捗です。
大体問題の内容把握ができたので、これが終わったらもう一度テキストを読み直して、過去問に取り組んで行きます。
試験が8月末なので、7月中に過去問を5年分やれば余裕を持ってできそうな気がします。
TOEICは社会人として最低限必要な?英語の評価項目とのことで、やっておいて損は無いだろうと思い取り組んでいます。
大学院の入試でやったきりで、先日試しに受験してみたらほぼ伸びていないとんでもない点数をとってしまったので初心に戻って勉強しています。
このままでは、論文を読んだり、国際学会で発表したり、海外の大学に共同研究しに行ったりしていたのに本当にできてたの?と思われかねないので、ひとまずは800点を超えることを目標に精進します。
英語については英文法がすっぽり抜けているのと、英単語が普段論文で使うような単語しかカバーできていないので、この2つを中心に勉強しています。
文法の解説書を一読し、問題集をひたすら解き始める所に取り掛かりました。
英単語は時間をかけて地道に覚えていくしかないですね。
若くて記憶力がある内にやっておけば良かったと若干後悔しながら。
J検を優先して取らなければいけないため、TOEICの優先度は現在やや低めです。
論文読みはプライベートで読みたい論文を読む時間確保のために設定しているノルマですが、趣味の部分が大きいため更に優先度低めで妥協しているときが多くなりがちなのが反省点です。
土曜日は屋外で運動していてちょっと熱中症っぽい症状でダウンしてしまったのが痛かった。
水分補給はいつも以上に多めの量を心がけねば…
本との出会い
本屋にふらっと遊びに行ったところ面白そうな本を見つけたので購入してしまいました。
Serendipity(セレンディピティ)点をつなぐ力、クリスチャン・ブッシュ 著、東洋経済新報社
セレンディピティとは偶然を発見したり掴み取ることを意味していて、研究者にとってはこれ以上ないくらい必要な力とも言えると思います。
私自身もこの偶然を見逃さないように血眼になって研究していますが、言葉は知っていてもそれに関する知識はあまり持っていないので、この本からセレンディピティについてもっと知ることができたらいいなと思います。
限りある時間の使い方、オリバー・バークマン 著、かんき出版
最近自分で勉強したいことに加えて、半ば強制的に入ってきた資格試験をこなしたり、残りの限りある人生をどう使っていこうかとか時間に対して考えることが増えていたので気になって手にとって見ました。
目次からは、やるべきことやらないことが時間を有効活用する上で重要っぽい感じがします。
自分を変えるノート術、安田 修 著、明日香出版社
これも最近考えているノートのとり方について何か参考になればいいなと思い手にとって見ました。この記事でも自分を見失わないようにという目的がありますが、ノートを取ることでそういったことも解決できそうなことがことが書かれているので期待高めです。
パラパラめくっていたら、最近有効活用しているポモドーロ・テクニックについても触れられていたので相性いいかもしれないと思ったのが購入の決め手でした。
実験医学7月号、羊土社
毎月購読している実験医学ですが、今回の特集は睡眠とのことで、上田泰己先生が企画されています。
自分がバイオ系に進むきっかけになった先生なので読むのが非常に楽しみです。
まだ6月号を消化できていませんが…
買ったはいいものの、積んでいる本で山ができている状態なので、いつ手を付けることができるかは定かではありませんが。
気になった本でできた素敵な山を少しずつ崩していくというのも良い楽しみ方だと思うので、ちょっとずつ読んでいきたいですね。
まとめ
以上、【2022年6月27日〜】科学の週報メモ【Weekly Report 1】
「とある企業の研究者が資格試験とか勉強したことを週間日記でアウトプットする挑戦」でした。
自分自身のためにもなんとか習慣化していきたいと思います。
一番は目標達成することで、この記事はそれを達成するためのツールのような存在なので、そのためにはこの記事を書くための労力をいかに最低限にできるかにかかっている気がします。
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