本記事は「科学のメモ帳【Weekly report】」という、企業で研究者として働いている自分が学んだことや感じたこと、出会ったものを週間日記として記録していく企画です。
プライベートがバタバタしすぎていて2ヶ月もサボタージュをしてしまい流そうかと思いましたが、一応記録として。
今回の報告内容は
- 活動記録(9/12〜と9/19〜)
- 「プレゼント」から今をより良く生きる術を学ぶ
- Weekly Reportは一旦やめてみる
ということで、
【2022年9月12日〜】科学のメモ帳【Weekly report 10】
アウトプットしていきます。
活動記録
9/12と9/19の週はブログをそこそこ頑張れた週だったように思います。
少しずつだけど、着々と再生医療のアトリエの記事に取りかかれているのがグッドですね。
今回は「培養液」についてのアウトプットでした。
細胞培養の基礎の一つにして、かなり複雑なので、実験を正しく行うためには注意して扱うべきものです。
培地について他の人に教えるときに、各添加物の意味や、組成が違うことの意味についてしっかりと説明できることが大事だと思うのでそのためのおさらいでした。
組成の詳細なんかをふと思い出したときに毎回調べて見つけるまでが大変なので自分用のメモとしてもかなり活躍してくれそうです。
また、お盆に実家に帰ることができなかったので、帰省をしました。
日々の自己研鑽ももちろん大事ですが、大切な家族との時間も限りある時間の中の一つなので大事にしていきたいと思う今日このごろです。
「プレゼント」から今をより良く生きる術を学ぶ
「プレゼント、スペンサー・ジョンソン 著、門田 美玲 訳、扶桑社」を読みました。
前回の記事では「チーズはどこへ消えた?」についてアウトプットしましたが、今回はその著者の最新作「プレゼント」について読んで学んだことを綴ります。
変化の激しい世の中での未来の不安、失敗してきた過去の後悔など様々なことを抱えて今を生きなければいけない中、今をより良いものにするコツが解説された本です。
この本も「チーズはどこへ消えた?」と同じく、100ページほどの薄い本ですが、
- 今に専念すること
- 過去を断ち切ること
- 未来の不安を払拭すること
について、今をより良く生きるために必要なヒントを与えてくれる素敵な本でした。
「チーズはどこへ消えた?」も非常に有名な名作とされていますが、個人的にはこちらの「プレゼント」の方が今の自分にとっては刺さる内容が多かったです。
Weekly Report6でも書いたように、今やりたいことすべきことに注力したいという気持ちが強いからだと思います。
今に専念するために大事なことは
- 没頭すること
- 物事の良い側面を見つけて足場にすること
とのことです。
没頭することはシングルタスクによる集中が当てはまるのかなと思います。
ポモドーロ・テクニックを使ってその時間だけは一つのことに没頭することを心がけていますが、ただ漠然と取り組むよりも限りある時間の中でできることをやろうという集中力がその時間の充実感を与えてくれているように感じています。
物事には何事も良い側面、悪い側面があり、良い側面を足場にすることで気持ちの負担を減らすという考え方が書かれており、これは目からウロコでした。
自分は最悪を想定して動く傾向が強いので、物事の悪い側面ばかり目を向けてしまい、精神的にも負担が大きく、失敗したことを考えてフットワークが重くなることが多かったです。
良い側面に目を向けることで、気持ちの負担を減らすと確かにフットワークは軽くなりそうと思うので、心がけていきたい考え方です。
過去を断ち切るために大事なことは
- 過去の経験から学ぶこと
とのことで、過去の経験が忘れられないのはその経験から何も学んでいないからと書かれていたのがこの本で一番心に刺さりました。
そして、過去の出来事を現在を充実させるために昇華させる考え方は次のものだそうです。
- 今はその経験を生かして違うことができるか?
過去の経験から今の行動に思考をつなげることで、過去のことを現在のことにしてしまうという考え方が上手いこと発想の転換をしていて新鮮な考え方でした。
自分は過去の失敗をかなり引きずるタイプなので、この考え方に救われました。
過去の失敗は変えられないけれど、今とこれからはその過去と同じ失敗をしないことで前に進むという前向きさが良いと感じました。
未来の不安を払拭するためには
- 未来に生きると心配や不安にとらわれるが、未来への計画を立てることは重要
という考え方が響きました。
計画を立てることで日々の作業を明確にし、今現在やることに専念することができる。
そうすることで望んだ未来に近づいていけるという考え方だそうです。
また、なぜその未来を望むのかという目的を持つことも大切とのことです。
過去の話と同様に、未来についても現在の行動と結びつけることで、未来を今の事にするという考えがやはり新鮮でした。
未来に心配や不安を抱いても未来は少しも良くなることはないので、今の行動を通して自分が望む未来に近づくしかないということですね。
以前読んだ「ライフシフト2」でも非常によく似たことが書かれていました。
「いまの日々の行動の積み重ねが未来に得られる選択肢を決める」という、未来のことは今の行動で決まるよということですね。
この「プレゼント」を読んで、過去の経験も未来の不安も全て現在の行動に紐付けることで、今の行動に集中することが、今日をより良く生きるためのコツなんだなと学ぶことができました。
最近興味を持って手にとった本を読み漁っていて、今現在をどれだけ大切にできるかが大事ということがどうも共通項のように思います。
研究もこのブログを通した活動も、これから先の目標を達成できるために日々行動を通して結果を積み重ねて行かねばと気が引き締まりました。
Weekly Reportは一旦やめてみる
とりあえず10回目までやってみたWeekly reportでした。
流行病にかかりしばらく動けなかった間に色々とこのブログについて考えを巡らせていました。
元々は嫌々やっていた資格試験を乗り切るための勉強記録としてやっていました。
それ以外でも、自分の行動や思考を振り返って、行動・反省・改善を行うにあたってかなり有用だったと思います。
ただ、読書記録としての読書メモのコンテンツが混じったり、自分で見返していて「あの記録どこだっけ?」と混じったりして、見返すのが大変だなと感じました。
また、1記事に複数のテーマが押し込められていたりと自分で見返していてなんか納得いかないと思ったり、注力したい再生医療のアトリエのコンテンツに雑味のあふれるようなこの記事が並んでいるのが自分としてあまり気持ちよくないと感じてしまいました。
そう思ったときに、別のブログでWeekly report単体でまとめるか、解体して1記事1テーマで分割するかなど考えた結果、
- 1週間の活動記録はtwitterのツリーでまとめる
- 読書メモは今ぐらいの文量で1記事1テーマにする
- その他思ったことは1つのコンテンツとして価値があると思えるレベルで煮詰めたものをアウトプットする
という感じでトライしてみようと思います。
記事として納得できない理由だけならブラッシュアップをするのですが、もう一つ理由があります。
それが、仕事の働き方が変わり、今よりもリソースを仕事割く必要が出てきたこと。
プライベートの変化に伴って、生活様式が変わることという2つの理由がかなり大きいところを占めています。
要はこのブログに使うことができる時間が減るということですね。
このブログに割く時間がどうしても少なくなってしまう中で、やりたいことに注力しようとしたら、この記事をブラッシュアップするよりは削ってしまったほうが自分としてもこのブログとしても良い方向に力を入れることができるのかなと考えました。
ということで、形を変えて引き続き一歩一歩進んで行こうと思います。
まとめ
以上、【2022年9月12日〜】科学のメモ帳【Weekly report 10】でした。
10回目にして一旦打ち切りということにしましたが、あくまでこの記事は自分の人生の目標を達成させるための一つのツールなので、ツールとしてより使いやすい形・使い方を考えて自分に合うように改善していけたらと思います。
色々試して見た結果、この記事のような形がやっぱり良さそうであれば、この形で再開するかもしれませんし、他の形が良いのであればその方法で継続していくと思います。
人生は試行錯誤。
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