本記事は「科学のメモ帳【Weekly report】」という、企業で研究者として働いている自分が学んだことや感じたこと、出会ったものを週間日記として記録していく企画です。
今回の報告内容は
- 今週の進捗
- 「ライフシフト2」から学ぶこれからの生き方
ということで、
【2022年7月18日〜】科学のメモ帳【Weekly report 4】
アウトプットしていきます。
今週の進捗
今週は結構ノルマ達成をがんばれた一週間でした。
この記録も4週目に突入したということでだいぶ慣れてきたように思います。
J検情報活用試験1級についてはひたすら過去問に取り組みました。
過去問の記録は下記のような感じです。
正答数 | 正答率 | |
令和4年前期 | 40/43 | 93% |
令和3年後期 | 39/45 | 87% |
令和3年前期 | 40/48 | 83% |
令和2年後期 | 39/46 | 85% |
令和元年後期 | 40/46 | 87% |
令和元年前期 | 40/45 | 89% |
平成30年後期 | 44/45 | 98% |
正答率がだいたい8割超えとのことで、十分に合格ライン(65点以上)を超えているので、8月の試験に向けて、あとは余裕を持って細かい所の詰めをしっかり行えば合格できそうです。
来週は残りの過去問と、過去問の復習を行います。
「ライフシフト2」から学ぶこれからの生き方
「ライフシフト2 100年時代の行動戦略、アンドリュー・スコット著、東洋経済新報社」を読みました。
有名な「ライフシフト 100年時代の人生戦略」の第2作目です。
ライフシフトは寿命や世の中の変化に伴ってこれまでの人生のロールモデルが通用しなくなる中で、どのように生きるべきかを解説した本です。
2作目はより踏み込んだ内容になっており、
- テクノロジーが発展し、仕事がロボットやAIに奪われる不安の中、どんなスキルを磨くべきか
- 65歳で定年の概念が崩れる中で、何歳までどのようにして働くべきか
- 幸せに生きるためには、健康・お金・時間をどう分配するべきか
- 人々の暮らしが変わる中、国の運営はどのように変わるべきか
といった内容が解説されていました。
パンデミックや争いといった、「まさかこんな酷いことは起こらないだろう」ということが現実として起きている激動の世の中で、これから先の生き方に不安を感じる人も多いと思います。
自分も不安に感じることが多いですが、この本を読んで、不安と向き合って人生を生きる中で取るべき選択肢について参考になることが多かったです。
特に、「いまの日々の行動の積み重ねが未来に得られる選択肢を決める」といった表現がとても気に入りました。
未来の不安は、今行動した結果でしか取り払うことができないので、未来に不安を感じるほど今を生きなければいけないなと感じました。
そして、未来にこういう生き方をしたいと願うことも、今を積み上げた結果でしか実現することができないので、なおさら未来を想うほど今を大切に生きるべきですね。
また、生涯にわたって学び続けることが重要であるとも解説されており、社会哲学者の方の良い言葉が引用されていました。
激しい変化の時代に未来を継ぐのは、学び続ける者である。学び終えた者は往々にして、もはや存在しない世界で生きる術を身につけているにすぎない
ライフシフト2
博士号を取得した身として、一つの学問をある程度修めた区切りはあるものの、それがゴールではないので生涯を通して学び続けなければいけないなと、気が引き締まる言葉でした。
この週間日記は、現在の日々の行動や勉強を記録する役割を持っているので、自分が未来に取ることができるかもしれない選択肢を広げるためにかなり役立つものなのではないかと思いました。
自分がなりたい将来像ややりたいことに対して、今の自分は積み上げるべきものを積み上げられているかを可視化し確認することで、日々少しでも着実に近づくことができればいいなと思います。
まとめ
以上、【2022年7月18日〜】科学のメモ帳【Weekly report 4】でした。
4回目の記事でした。
3日坊主を回避した自分をまずは褒めたいですね。
自分自身、この記事に意味があるのかどうかについて考えていましたが、ちょうど良いタイミングでライフシフト2を読み、自身が積み上げるものを可視化することが未来の自分につながるのではないかというヒントを得ました。
多分意味はあるんじゃないかなと思います。
未来の自分が過去を振り返ったときに、この記録をやっていて良かったなと思えるように有効活用していきたいですね。
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