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iPadOSのスクリーンショットで論文ノートが効率化されたメモ

Science Memo
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研究生活で切っても切り離せない論文ですが、読む量が増えてくると論文の管理や記憶するための補助ツールが欠かせません。

そこで便利なのが論文ノートだと思います。
紙のノートで作るもよし、PCで作るもよしですが、本ブログの過去記事ではiPadとOneNoteを用いた方法での論文ノート術についてアウトプットしました。

要約すると、論文のFigureのスクリーンショットを貼り、6つの項目についてメモするだけというシンプルかつ検索も楽なノートになる強みが有ります。
しかし、欠点としてiPadではスクリーンショットがやりにくく、その部分はPCで行うというものでした。

ところが2019年9月にiPadOSという神アップデートによって全てiPad1台で効率よくこなすことができることになったので、実際に使用してみてのアウトプットをします。

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iPadOSのスクリーンショット方法の改善

従来までのスクショ方法

従来のiPadでのスクリーンショットの方法は

  • 電源(スリープ)ボタンとホームボタンの同時押し(iPad Pro 2018年以降は電源ボタン+音量上げボタン同時押し)
  • Assistive Touchにショートカット登録

の2つの方法でした。

ただ、同時押しするのが結構めんどくさく、ミスることもあるので連続でスクリーンショットをするときは非常にやりにくいです。また、Assistive Touchにショートカット登録をしておくと画面上だけでスクリーンショットを撮影することができるので、一見便利そうですが、Assistive Touchのボタンが常に表示されていること自体そもそも邪魔になります。
なので私自身はどちらも効率的な方法ではないなと感じていました。

iPadOSでのスクショ方法

iPadOSでは従来のスクリーンショットの方法に加えて、新たな方法が追加されました。
それが、

Apple Pencilで画面左下の枠外(または右下)から中央に向けてドラッグする

だけになりました。
同時押しのミスもなく、画面に余計なボタンが表示もされないためこの上なく効率的になりました。

iPadOSのスクショはWebページのPDF化にも対応

iPadOSによって快適になったのはスクショの方法だけではありません。

なんと、WebページのPDF化にも対応しています。
方法は簡単で、Safariでスクリーンショットを撮影したあと、編集画面が表示されます。そこで上部に「スクリーン」「フルページ」という選択ができます。ここで「スクリーン」を選択すると表示されている部分のみのスクリーンショットになりますが、「フルページ」を選択すると開いているWebページ全体をPDFとして保存することが可能になります。

とっても有益な記事や記録しておきたい記事を見つけた時に保存しておいたり、勉強する時に1枚のPDFから重要な部分をピックアップしてノートに貼っていくことも簡単にできるので非常に便利な機能だと感じています。
ただ1つの欠点として、保存されたPDFは1ページとして保存されるので、長いWebページだとものすごく縦に長い1ページとなったPDFになるため見にくいこともあったりします。

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iPad1台で完結する喜び

Appleのデバイスの良いところとして「デバイス間の連携の手軽さ」ということが上げられます。(今回はOneNoteというマイクロソフトのアプリを使用しているので、Windowsとも連携の相性は良いのですが…)

それでも、一つのこと(今回は論文ノートの作成)をこなすに当たっては一つのデバイスで完結できた方が楽なことには変わりません。
特に論文読みなんかはじっくり腰を据えて行うよりも隙間時間に読むことの方が多かったりすると思います。そんな時にいちいちスクショをPC、書き込みをiPadというように分けるのは手間以外の何者でもないですね。
そんな中、iPadOSではこれまでよりもPCに近い感覚で使えるようにアップデートされたことによって、1台で完結できることが増えました。特に今回のスクショ方法の追加については「iPadでの論文ノート」にとって本当に革命と言って過言でないくらい小さくも大きなアップデートだったと思います。いつでもどこでもiPad1台で効率よく論文を読み込んで行くことができるようになったのは本当に便利です。

iPadの研究サポート性能の高さ

これまでに過去記事ではiPadを研究活動に応用することについてアウトプットしてきました。

論文への活用をはじめ
「論文を効率的に読むためのノート術【iPad×OneNote】」

学会での活用だったり
「研究者が学会でiPadを使うと快適に過ごせたメモ【学会でiPad活用】」

研究のタスク管理や文章校閲への活用
「iPadは研究生活を快適にする最強のパートナーになるメモ」

といった感じで、研究生活のほぼ全てをサポートしてくれる存在だと思います。
正直なところ、PCでもできることではありますし、PCの方ができることも多いです。
それでもiPadは圧倒的なフットワークの軽さ(持ち運びやすさ、起動の速さ、手軽さ)というメリットを持っていることから、PCを上回るサポート性能を発揮すると考えています。
特に今回紹介したiPadOSの登場によってPCの完全代替とまでは言わないまでも、iPad1台でこなすことができることが増えたりと、進化し続けるデバイスであることは間違い無いでしょう。

贅沢品と考える人もいるかと思いますが、これだけ研究をサポートしてくれるデバイスであるので、私はiPadに投資する価値は十二分にあると確信します。
iPadあったら便利そうだなとかiPadで仕事が捗るのではないかとか期待を抱いているけれど購入の決心ができない人は、その期待は裏切られない可能性の方が高いと思うので、ぜひ思い切って導入してみてはいかがでしょうか!

まとめ

本記事ではiPadOSのスクリーンショットで論文ノートが効率よくまとまることについてのアウトプットでした。
iPadOSが登場し、スクリーンショットが非常に楽になったことによって、論文ノートがiPad1台で完結することができるという革命が起きました。
科学技術の発展によってデバイスは日々進化していくので、ぜひその恩恵を取り入れて快適な研究ライフをエンジョイしてみてはいかがでしょうか。

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